省電力PCでマイクラサーバ化計画(結果編)
先のブログでIntel Compute Stickを使ってマイクラサーバを立てるという計画を立てていましたが、実際にやってみた結果についてお話したいと思います。
結論・・・ダメでした!!
最初に結論からお知らせすると、うまくいきませんでした。
なぜ上手く行かなかったか、自分なりにやってみたことからダメだった理由を説明したいと思います。
Ubuntu14 LTS でインストール
まずは入っているUbuntu14をそのまま使ってみました。
デフォルトの状態では、そもそもjavaがインストールされていないので、まずjavaをインストールする必要があります。
しかし、Javaのインストールも普通にはできませんでした。
とにかく、このIntel Compute Stickというやつは、想像以上に曲者で、工場出荷時の状態から何かしらの変更を加えようとすることがとにかく難しいのです。
java 7 JRE のインストール
Ubuntuソフトセンターというソフトが入っています。
アプリストアみたいなやつという認識なのですが、これでJavaを検索し、Java7 JREを発見したので、インストールしてみました。
MinecraftをこのJava7で起動しようとすると、Javaのバージョンが合わないらしく、起動せず・・・
仕方ないので、別の方法をとることにしました。
Oracle 8 JRE のインストール
JREをインストールする際は、aptのリポジトリ追加が必要です。
その後、ようやくJAVAをインストールすることができました。
実際にやってみたのが以下
$ sudo add-apt-repository ppa:openjdk-r/ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install openjdk-8-jdk
これで、JAVAのインストールはできました。
動作確認
JAVAが動くようになったこの状態で、実際にMinecraft のサーバアプリを動かして試してみました。
通常の状態では問題なく動作することを確認していますが、それは、以前のAtom 330 で作ったUbuntu Serverでも動作しています。
問題なのは、負荷の多い領域での処理落ちです。
自分のワールドでは、鶏や豚などの家畜を大量に飼育しています。
その領域は、負荷が大きくなってしまいます。
そこで、負荷をかけたときにどうなるか?
結果は・・・落ちました。
やはり、世代が変わってもAtom では処理不可が大きすぎるようです。
諦めました
当初の使いみちがなくなってしまいましたが、せっかくの低消費電力PCなのでGUIのない軽量のLinuxなんかをインストールして、サーバとして使えないか検討もしてみたのですが、このIntel Compute Stickというやつはなかなかに別のLinuxをインストールすることも難しく・・・
巷にあふれている、UbuntuなどのLinuxをUSBメモリからインストールしてみるやり方では、Ubuntu Serverのインストーラすら立ち上げることができず・・・
ということだったので、次回は別のLinuxを試してみたいと思います。
Debian系のUbuntuとは違った、RedHat系のCentOSに挑戦してみたいと思います。